おはようございます。Wideneckerです。ちょっと久しぶりに深夜にブログ更新をしていたのですが、打ちながら寝落ちしてしまい、起きてから更新しました。
10月になって世間は消費税率アップの話題で持ちきりです。私も30日に駆け込みで買いだめをしてきました。お酒は飲めないので、日用品や食料品ばかりです。
さて、この時期は保護者の方の都合で転勤の辞令が下りる頃です。私の父は研究職でずっと同じ職場にいたので、転勤とは縁がありませんでした。今回、受け持ちの生徒が1名、引っ越しで新しい地へ旅立ちました。
偶然≒運命
春から担当をしていた生徒さんは、とても人懐っこい性格の男の子です。社会の授業の流れで、私が首都圏出身であることを話をした時に、
「先生、ぼく、〇〇市に住んでいたんだよ」
「へーそうなんだ。どの辺なの?」
「〇〇区だよ」
なんと、前職で私が管轄をしていた地域にぴったりと重なり、最寄りの駅や有名スポットなどの話で盛り上がりました。おそらくその都市の話など、引っ越してきてからはしたことがなかったでしょうから、よほど嬉しかったのでしょう。
夏期講習は、
私が他の教室で授業担当だったので空白がありました。
そして、夏明けに・・・。
転居が決定する
9月の初めに、家庭から首都圏に戻るという辞令が下りたので、今月いっぱいで退会しますという連絡が入りました。寂しいことですが、仕方のないことです。その時点では、どこに転居をするのかの詳しい情報はなかったのですが、在籍している教室のスタッフには、家庭から連絡があれば、受験情報など伝えられることがあるかもしれないことを、ご家庭に伝えるように指示をしておきました。
その後、本人と話をしたところ、最寄り駅は変わるものの、依然と同じ小学校に転入(復帰)することが判明しました。そして授業最終日に、保護者の方がご挨拶にいらっしゃり、私が対応することができました。その時に、初めてお会いしたのですが、名札を見るなり、「いつも、ありがとうございます」というお言葉をいただきました。
やっぱり、この仕事は魅力がたくさん
私「〇〇に戻られるんですね。受験プランは、どうされるんですか?
母「まだ未定なのですが、やはりお詳しいんですね。
「いつも家で、先生の授業が分かりやすくて楽しいって話していたんです。
私「それは、ありがとうございます。元々、向こうで仕事をしていたんです。
母「え、そうなんですね。地元のこちら(現在の居住地)に戻られたんですか?
私「いえ、逆なんです。元々が〇〇出身で、こちらに転職でやってきました
母「えーそんな偶然なんですね。このまま教えて頂けたら嬉しいのに・・・
しばらく、その都市の受験情報や受験候補校の情報などをお話をしました。もちろん、塾選びの話になったので、ありのままをお話ししました。強豪・競合がひしめく界隈なので、慎重にお選びくださいとお伝え出来ました。
検討されている塾の一つに、前職の塾が含まれていて、そちらを最有力に考えているとのことだったので、
私「いいスタッフのいる教室ですよ
母「え?
というリアクション。当然ですね(笑)
私「そこ、私が勤めていて管轄をしていたんです。
母「そうなんですね。先生も向こうに戻られてまた担当をしてほしいです(笑)
私「ずっと一緒にやっていたスタッフなので、安心できると思います。
「よかったら、訪ねてみてください。
母「最後までありがとうございます。
感謝のお言葉とともに、保護者の方の笑顔が何よりも印象的です。色々と不安もあったのでしょうが、ちょっとでも緩和できたのであれば、私も本望です。
その後、旧職場のスタッフに連絡を入れて、事情を説明しておきました。
そして昨日、お問い合わせがあり、体験授業を受けてもらえることになったようです。
「ひと」の人生に影響を与える仕事
大袈裟かもしれないですが、私がこの仕事を選んだのも、塾の先生の生き方がかっこいいと素直に思えたからです。そんな先生たちに出会えたことは、数ある塾からたまたま選択したことがきっかけであって、偶然の重なりです。一緒に過ごせる時間もわずかです。時間が経てば、すぐに記憶はアップデートされるので忘れられてしまうでしょう。それでも、少しでも記憶に残るような存在でいられるように、これからも精進をしようと思いました。今日も楽しく仕事ができそうです。
休み時間ごとに、私の周りに集まってくれる生徒たちが宝物です。
若いスタッフにも、同じような体験・経験ができるように
指導する立場としてもやらなきゃいけないことが山積みです。